中央地区 平成26年度「春のバス旅行」

   旧友会名古屋支部中央地区「春のバス旅行」記       平成26年 5月 21日(水) 実施
 「彦根城、湖東三山金剛輪寺の旅」

 5月21日(水)あいにく昨夜来の雨が残る中、皆様早めの集合で予定通り午前8時に旅の始まりです。名神高速道路は集中工事期

間でしたが、大した渋滞もなく順調な走行でした。

 最初の訪問地「彦根城」は、石田光成の佐和山城を一掃するため家康の命により、20年の歳月をかけて築城され天守閣は国宝で

す。平成8年に5回目の大改修が行われ、犬山城、松本城とはまた趣の違った端正で優美な姿が蘇っています。

 

 次に訪れたのは、湖東三山の一つ「金剛輪寺」です。行基菩薩により開創された、観音様を本尊とする天台宗のお寺です。特に本年

5月は住職一代一会の秘仏本尊御開帳です。国宝の本堂の中に入り、本尊「観世音菩薩」を目の前で礼拝することができ、なにか心が

やすまりました。また、奥の院の日本最古の「大黒天(金運)」もお参りできました。小槌を7回なで、しっかり金運をつかんできました。

 少し遅めのお昼でしたが、近江といえば近江牛。名古屋支部長大西様の乾杯でおいしい近江牛の会席料理を和気あいあいに大変お

いしくいただきました。

   

 午後は「信長の館」を訪問しました。‘92年の「セビリア万博」に展示された安土城の5、6階部分の復元です。壮大で絢爛豪華な様は、

信長の姿勢と思想を垣間見ることができました。

               

 最後の訪問地は近江商人の町並み「五個荘」です。「売り手よし、買い手よし、世間によし」の三方よしの精神を受けついだ近江商人の町

並みです。池や築山を配した大きな日本庭園を持つのが特徴ですが、決して雄壮豪華な大邸宅ではなく、質素倹約を旨とした近江商人の

生活文化がしのばれます。

                       

                      

 帰路は集中工事の影響を受け、多少遅れましたがほぼ予定通りの帰着です。午前中は雨が降り、足元に注意する等ご迷惑をおかけした

かと思いますが、皆様のご協力のおかげと感謝しております。バス旅行は地区の一大イベントとして今後も続けて行く所存です。来年もよろ

しくお願い致します。参加有難うございました。 

                        春雨に けむる湖東の金剛輪寺 しばしの祈り 心休まる

                                                     東海電電旧友会名古屋支部中央地区代表幹事 木延男