平成27年度中央地区「春のバス旅行」参加者 皆様へ
前略 旧友会名古屋支部中央地区の「春のバス旅行」に参加していただき有難うございました。5月小満の
すがすがしい絶好の旅行日、ほぼ予定通り進行することができましたこと、皆様のご協力のおかげと感謝いた
しております。
来年も、皆様方ご参加していただける「春のバス旅行」を考案する予定です。参加よろしくお願いいたします。
下記に「ゆうゆうとうかい」に掲載予定の旅行記を記します。ご購読して頂ければ幸いです。
草々
旧友会名古屋支部中央地区「春のバス旅行」記
5月21日(木)小満の日、初夏を思わせる快晴の朝8時「嵯峨野散策、トロッコ列車の旅」の始まりです。
東名阪、新東名土山インターを経て最初の訪問地は「大覚寺」です。平安時代初期の嵯峨天皇の離宮であり、
鎌倉時代にここで院政が行われたため嵯峨御所とも呼ばれた皇室ゆかりの寺院です。宮廷風の建築や皇室ゆ
かりの建物を移築したものが多く、現在でも御所風の雰囲気が漂っています。華道嵯峨御流を今に伝える寺院
です。

お昼は嵐山で京風御膳をいただきました。御多分にもれず、アジア各国の観光客でごった返しており、乾杯も
ままならない中での昼食でした。アジア系観光客のパワァーには圧倒されました。




午後は食後の散策を兼ね、京都五山の筆頭寺「天龍寺」を参拝したのち、嵯峨野路散策です。散策距離は約
1km程度の一般組A班と、2km程度の健脚組B班の2班に分かれて嵯峨野路を散策しました。
A班は嵯峨小学校付近から、小倉山の山麓に沿って、芭蕉十哲の一人向井去来の閑居跡「落柿舎」、釈迦如
来と阿弥陀如来を本尊に祀る古刹「二尊院」山腹に藤原定家を祀る「常寂光寺」を各々に巡り嵯峨野散策を楽し
みました。
B班は嵯峨野の北端、無数の無縁仏を空海が供養したのが始まりの「念仏寺」から嵯峨野を南下しました。平家
物語ゆかりの寺「祇王寺」参拝は時間の都合で省略しましたが、2km程の新緑の「嵯峨野」全域を散策しました。
皆様お元気で落伍者、遅刻者もなく旧友会の老人パワーには驚かされました。
最後の行程は、「トロッコ列車」乗車です。目にも鮮やかな新緑の保津峡はなかなかの見応えで、みなさん盛ん
にシャッターを切って見えました。保津川渓谷に沿った癒しのひと時を楽しみました。

帰りは東名阪等のリフレッシュ工事もなく、ひどい渋滞に遭遇することもなくほぼ予定通り6時45分名古屋に帰着
しました。春のバス旅行は中央地区の一大イベントとして今後も続けていく所存です。来年もよろしくお願いします。
参加有難うございました。
小満の薫風漂う嵯峨散策 蓑笠庵で去来をしのぶ
東海電電旧友会名古屋支部中央地区代表幹事 高木延男

