第60回記念大会(R3.7.2)となるはずでしたが天候不順で中止となりました。私の記憶では中止は2回目です。大雨洪水注意報では止むを得ませんね。次回は9月10日です。

おまけ "ゴルフと天候"
◆雨でもゴルフは・・・・
ゴルフは「自然との対話、あるいは戦い」とよく言われます。 ゴルフルールには、中止条項はありません。 したがって、日程が組まれれば、雨でも風でも本来、中止はありません。 コースの側も、コース設計・保全の最優先事項は排水処理で、少々の 天候不順ではプレーに支障きたさないよう工夫されてます。 昭和の時代には、雪*でも降らない限り、中止と言うことはありませんでした。 ところが、プレースタイルのカジュアル化、プレーヤーの高齢化が進み、 『雨 = 中止』が当たり前の時代となり、キャンセル料を 請求されることもなくなってきました。 ゴルフルールも「プレーの厳格さ」よりも「プレーのし易さ、回り易さ」優先に方向転換しているように思えます。時代の変化ですね。
*雪はボールの行方が分からなくなるので
◆英国紳士は傘をささない・・・・
サッカー、ラグビー、ゴルフ・・・いずれも英国発祥です。
どれも「荒天決行」ですね。
保守的で『一旦やると決めたら、最後までやりぬく』
『少々のことには動じない』とでも言う英国気質でしょうか。
現在の英国でのゴルフ事情がどうなっているか。気になりますね。
◆プロゴルファーならどうか・・・・・
賞金が掛かったプロなら、天候に左右されることなく土砂降りでも戦い抜くでしょうか。
実は、元気なアマチュアゴルファーならやりそうな状況でもプロツアーは中止してしまいます。
「本来のゴルフ」と違うのでは、と思えるのですが『フェアな条件で戦うため』と言う理屈のようです。
選手は時間差でプレーするため、雨の強さなど状況の差異を考慮し、出来るだけ同じ条件でプレーするようにしているのでしょう。
女子プロのトーナメントを現地観戦していた時、コースコンディションは、そんなに悪くないのにプリファードライ*の適用を眼にしたことがあります。
『なんだ、プロはアマより緩いセッティングでやるのか』と、びっくりしたものです。
ツアーで決めたルールではあると言うもののこれも『フェアな条件で・・・』、「本来のゴルフ」とは少々違うのではと思えます。
こんなことを、ぼんやり考えながら、降りしきる雨の中、帰路についたのでした。
*ボールが湿った場所など悪条件のボールを、拾い上げて泥を拭き取り、打ちやすいように置きなおすこと
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上記は私見です。見解の相違はご容赦を。
【ブログ担当 髙柳 記】

