2022年09月26日 | 中央南地区
中央南地区会員 櫛田諄造様宅を訪問
敬老の日の9月19日、日本ガイシアリーナ(南区)で開催された競泳大会「第30回レインボーカップマスターズスイミング」で、30回連続出場の表彰を受けた南区道徳町の櫛田諄造さん宅を訪問して、お祝い方々近況をお聞きしました。
訪問当日は、お忙しい中、仕事場である別棟の工房へ招かれて、水泳の楽しさや、各種出展した作品作りの苦労話等を明るい調子でお話しされました。
お聞きした内容は、先日の中日新聞(9月20日朝刊の名古屋市民版)に掲載されていた内容と同様で、「第30回レインボーカップマスターズスイミング」で50メートル平泳ぎを完泳し、初開催から30回連続出場の表彰を受けました。30回連続出場の表彰をうけた中では、櫛田さん(89歳)が市内最高年齢でした。
水泳は、小学生の頃から始め、中・高校は水泳部に所属したが、太平洋戦争の中では水泳より軍事教練等、戦争優先の時代となったそうです。卒業後は、仕事(NTT建築部門)中心に過ごしていたが、50歳を前に健康のため再度水泳をはじめ、55歳で出場した「JSCAマスターズスイミング」では、200メートル平泳ぎの55歳~59歳部門で日本記録を樹立したこともありました。「継続は力なり」の精神と「何事も目標」を持って生きることが大切であり、現在の目標は「百歳まで完泳」することだそうです。
櫛田さんは、水泳の他に版画・水彩画・写真にも造詣が深く、二科展、南区作品展、区民祭、各種協議会、南鯱城会の趣味の作品展等には毎回作品を出展して各賞に輝き、工房には表彰状・盾・トロフイーが多数展示してありました。なお、二科展は現在、審査を担当して作品の提出はしていないそうです。
又、地域活動では、町内会長、老人会会長を務め、特に老人会会長は長く務めていましたが今年で役員を降りたとのことです。
最近は、毎朝5時の一番バスで熱田神宮へ参拝するのが日課の一つですが、膝が悪くなってバス停まで歩くのに苦労しているそうです。このため、旧友会の行事にはなかなか参加できないとのことですが、直接お会いしてお聞きすることで「百歳まで完泳」の目標達成を応援したいと思いました。
(加藤 豊)
※ タイトル:中日新聞の見出しを引用しました。

